目標が曖昧すぎる私が“これなら書けるかも”と思えた3つの考え方

はじめに:「今年の目標、書けない……」

年に一度やってくる「業務目標を書いて提出してください」の季節。

毎年、何を書けばいいのか悩んで、気づけば提出締切ギリギリ。

今年こそはまともに書こうと思っていたのに、また手が止まったまま——。

そんな私が、先輩に泣きついて1時間話を聞いてもらったことで、

「これは書けるかも……!」と思える目標にようやくたどり着けた話をします。


“目標って、こう書けばいいのか!”と腹落ちした3つの言葉


① 過程じゃなく、成果を書く

「曖昧な目標だと成果も曖昧になる。はっきりした目標なら成果もはっきり出るよ」

たとえば、「資料を作る」ではなく

「○○について知らない人に説明できるレベルの知識を身につける」など、

**“やったこと”ではなく“得られる状態・成果”**を意識する。

目標って、「これができたら1歩進めた」と思える到達点を書くことなんだなと気づきました。


② やればできるだけじゃもったいない

「達成しても“うーん…”って思う目標なら意味ないよ。少しチャレンジングなのを混ぜたら?」

全部“いけそうな目標”で埋めると、つまらない。

だからこそ「これはちょっと背伸びだけど…!」っていうのを1つ入れてみる。

私も、新しく関わる業務で、期限通りに正確にタスクを終えるという少し緊張する目標を入れてみました。


③ 資格は“今の仕事に直結しない”からこそ書いていい

「資格って、今の業務と無理に結びつけなくていいよ。次の自分のための目標ってことで。」

たしかに、私が受けた資格も“今の業務に直接は関係ない”。

でも、それを恥ずかしいと思っていたのは、自分だけでした。

むしろ、「こういう方向に進みたい」っていう意志の表れとしてアリなんだなと気づけました。


実際に書いてみた目標(抜粋)

たとえば、今回私が書いたのは——

  • 関心のある分野の業務について、1年後に知らない人に説明できるレベルの知識を身につける
  • チームで資料を作成する場面で手を挙げ、部分的にでも担当する
  • ある業務について、先輩の力を借りながら○件の問い合わせ対応を行う
  • 来年度の簿記2級合格を見据え、今年度は簿記3級に合格する

「全部完璧にやれなくても、今の自分でも“やってみたい”と思えるもの」ばかりにしました。


どうなりたいか決まってなかったから、書けなかった

目標を書けない原因は、スキル不足でも、仕事のやる気のなさでもなく、

「私はどうなりたいか」がぼんやりしていたからだったと思います。

何者かになりたくて、でも焦っていて。

今後どの分野を深めるかも定まっていないまま、「目標を出せ」と言われても無理がある。

そう気づかせてくれた先輩の一言が、

「どうなりたいかが決まってないと、何をすればいいかも決まらないよ」

この言葉に、ハッとしました。


少しだけ、自信が持てるようになった

目標を書いたからといって、すぐに何かが変わるわけじゃない。

でも、私自身ちょっとずつ変化を感じています。

たとえば、苦手だった問い合わせ対応。

以前はつい逃げ腰になっていたけど、今は前に出てみようという気持ちになっている。

この前は1件、自分で対応できて、「あ、少しは進めたかも」と思えました。


おわりに:「まだ完璧じゃないけど、“やってみたい”は名乗っていい」

今も、業務で迷うことは多いし、全部に自信があるわけじゃありません。

でも、「目標を書く」ことを通じて、

「こうなれたら嬉しい」という未来の自分に少し近づけた気がしています。

来年の今ごろ、もう少しだけ成長した私で、またこの目標を見直せたらいいな。


よかったら、みなさんの「今年の目標」も教えてください。

ちょっと時期はずれちゃいましたが、書けなくて悩んでいる人のヒントになれたらうれしいです。

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